安すぎる坪単価にご注意!

恐るべき追加工事の罠

いくらローコスト住宅とはいえ、安すぎる価格表示をそのまま信じてしまうのは危険です。通常であれば「本体工事」に含まれる工事をオプション扱いにして、本体工事のみでの坪単価を安く見せている会社も存在しています。

最初は安かったのに、最後には工事費が膨れあがり大変なことにというケースも珍しくはありません。

Aさんのケース

住宅形態
新築2階建て
敷地
32坪
本体工事費
1000万円
坪単価
31.25万円

見積もりを取ったなかで一番安かった会社と契約したAさん。しかし、新築住宅に必要な工事がオプション扱いになっているとは知らず。こんなにも多くの追加費用が発生してしまいました。

追加工事費用
オプション工事 仮設水道・仮設電気・仮設トイレ 160,000円 1,280,000円
仮設養生シート 100,000円
屋外給排水工事 670,000円
宅内ガス工事 250,000円
幹線引込工事 100,000円
諸費用 建築確認申請料 300,000円 800,000円
完了検査 50,000円
地盤調査料 100,000円
管理諸経費 350,000円

本体工事費の1000万円に上記の費用(オプション工事128万円・諸費用80万円)と消費税がプラスされるので総工事費用は1268.4万円、坪単価は約40万円まで膨れあがってしまいました。当初の坪単価より約9万円も高くなっています。

Bさんのケース

住宅形態
新築2階建て
敷地
35坪
本体工事費
850万円
坪単価
24.2万円

費用も質も納得してある会社と契約したBさんですが、最終的には10万以上も増えた坪単価を見て真っ青に

追加工事費用
オプション工事 1,500,000円 4,910,000円
付帯工事 1,100,000円
必要経費 910,000円
諸経費 1,200,000円
産廃処理費 200,000円

この追加工事には驚くばかりです。総工事費用は約1410万円で坪単価は約40万円。当初の坪単価よりも約16万円も高くなっています。

また追加費用の内訳も通常では考えられないものでした。地域対応や予備費などの項目で合計60万円、35坪の排水工事で100万円、通常であれば本体工事に含まれる図面作成などで100万円。この他にもおかしい点を挙げていればきりがありません。

安すぎる見積もりには注意しよう

このように、最初の見積もりだけ安く見せかけている会社は少なくありません。後悔しない家づくりのためには、どこまでが本体工事でどこからが追加費用が発生するのかを明確にしておくことが大事です。本体工事の安さだけに目を奪われないように、しっかりと注意しましょう。